仕様・素材のこと
Q 自然素材の注意点はなんですか?
A .自然素材にはそれぞれ特徴があります。
特に肌に触れることの多いフローリングに使用される無垢材にはクセや性質があります。
無垢材で使われる木にも一本一本個性があり色や形、硬さや節の数だけでなく、製材したあとにも反ったり、曲がったりねじれたりします。
接着材でかためられた集成材と違い、呼吸をしているため、温度や湿度などによって伸縮を繰り返します。
このため、ホットカーペットは極端な温度変化によりフローリングの木に割れや反りがでてしまうため、直に敷いて使うことができません。
石油ストーブなども、床にそのまま置いて使用されると、ひび割れる可能性があります。
また、無垢材は傷が付きやすく、お手入れが必要だったり、経年変化で木の色が多少変化したりします。
ですが無垢材に多少の狂いが出るのは木が生きている証拠です。
手をかけた分だけ味わいや輝きが増すのも無垢材や自然素材のいいところなのです。
無垢材は肌触りが良いのはもちろんですが、衝撃を和らげたり、反響音を吸収したりする効果もあるため、お子様が走り回っても安心です。
自然素材それぞれの特徴を理解して、愛情をもって接することで自然素材の家を楽しみ、長持ちさせることができます。
経年変化や多少の傷も人と同じように生きている証で、家族とともに過ごしてきた思い出として楽しんでいただけたらと思います。
Q 土間にする利点はなんですか?
A .土間にはいろいろな活用法があります。
外で使ったものや道具などを置くことができることはもちろん、お気に入りの自転車やキャンプ道具などを見せながら保管することもできるので大切な愛着のあるものを眺めながら暮らすのもいいのではないでしょうか。
土間にすることで開放感も得られますし、玄関まわりの自由度も広がります。
また水に強くお掃除もしやすいのでメンテナンスが楽という利点もありますよ!
Q 土間の注意点は何ですか?
A .土間も土を使用した自然素材なのでヒビが入ることがあります。
ヒビも味わいのひとつなのでそちらも楽しんでいただけたら良いかとは思いますが、気になる方もいらっしゃると思います。
そのため弊社では写真のようなガラス繊維のものを下地に入れて施工することでヒビが入ってしまうのを軽減させるような工夫をすることもできます。
それでもヒビが気になる方は土間以外の加工にしたり、洗い出しやタイルを使用することもできます。
何をやってはいけない、ということはありませんのでお気軽にご相談ください。
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